体幹トレーニング

MIKISUTAの体幹トレーニングは体幹のコントロールトや軸のコントロールで動ける身体作りを目的としたトレーニングをおこなっていきます。

お尻歩きトレーニング

お尻歩きは、床に座って足を伸ばしたまま左右のお尻を交互に動かして前に進む、シンプルだけど奥深いトレーニングです。

この動き、体幹の強化や姿勢の安定、さらに神経系の発達にもとても効果的なんです。

お尻歩きで得られる3つの力

体幹の安定
お尻だけで前に進もうとすると、自然と背筋が伸びてお腹に力が入ります。これが、腹筋・背筋・骨盤周りの筋肉をバランスよく鍛えることにつながります。

骨盤の調整
骨盤を左右にリズムよく動かすことで、歪みのリセットや柔軟性アップが期待できます。座り姿勢の崩れやすいお子さんにもピッタリです。

神経系の活性化
お尻を交互に動かすという“左右別々の動き”は、脳の前頭葉・小脳・脊髄を刺激します。運動神経の通り道をスムーズにする役割があり、動きがぎこちない子や運動が苦手な子にも◎。

MIKISUTAではお尻歩きを「準備運動」や「ビジョントレーニング前の神経活性化」として取り入れています。

「脳」と「身体」を育てるバランス力トレーニング

「不安定な環境での片足立ち」には、以下のような効果があります。

バランス力・体幹力の強化
グラつきをコントロールしようとすることで、体幹や足の筋肉が自然と鍛えられます。スポーツや日常動作で「転ばない力」を養うのにとても大切です。

感覚統合のトレーニング
足裏からの刺激を脳がキャッチし、「どう動けばいいか?」を素早く判断。視覚・触覚・前庭感覚(バランス感覚)を連携させる“脳のトレーニング”にもなっています。

集中力と姿勢の安定
フラつかずに立とうとすることで、集中力が高まり、姿勢保持の力も育ちます。勉強中の「じっと座る力」にもつながります。

MIKISUTAでは、こうした動きで脳と身体の土台づくりをしていきます。
背骨の動きを柔軟にするトレーニング

背骨は、ただ身体を支えるだけでなく、神経の通り道として「脳」と「身体」をつなぐ、とても大切な役割を担っています。
特に成長期のお子さまにとって、背骨の動きが柔軟であることは、次のような効果をもたらします。

姿勢がよくなる
背骨がスムーズに動くと、自然と骨盤・肩・首の位置も整い、猫背や反り腰の予防につながります。姿勢が安定すると、学習姿勢やスポーツ時のパフォーマンスも向上します。

運動能力の土台が整う
走る・跳ぶ・投げるといった基本動作は、すべて背骨の連動が関係しています。背骨がしなやかに動くことで、手足の反応が速くなり、バランス力やスピードも高まります。

集中力・脳の働きアップ
背骨の動きは、実は「脳幹」や「小脳」といった脳の中枢にも影響します。背骨をしっかり使って動くことで、神経の流れがスムーズになり、集中力・感覚の鋭さが高まりやすくなります。

呼吸が深くなり、リラックスできる
背骨が硬いと胸やお腹の動きが制限されてしまいます。柔軟になると、呼吸が深まり、心も落ち着きやすくなるため、メンタル面の安定にもつながります。

MIKISUTAでは、こうした背骨の柔軟性を高める「脳と身体をつなぐトレーニング」を取り入れ、スポーツにも日常生活にも役立つ身体づくりをサポートしています。